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澤野工房 5 月 18 日將新推出一張重刻黑膠,這張是一定要買的
FPX 123  Bobby Jaspar Quintet

ボビー・ジャスパーの柔らかで深みのある音色は聴く者を魅了する。澤野工房が手掛けるユーロ・ジャズ三大幻の名盤、残る最後の一枚が今ここに蘇る。

*本作品ライナーより抜粋*

実は、このアルバム、少し看板に偽りあり、というところがある。QUINTETとなっているが、10曲中8曲までがQUARTETだからだ。尤も、それが悪いというわけではなく、QUARTETはほぼJ.J.ジョンソンQUINTETマイナス1という内容で、興味深くもあり、また、悪い演奏になりようがない。QUINTETも素晴らしい顔ぶれだ。ここではやはりピアノのエディ・コスタが光る。ギターがバリー・ガルブレイス。人脈的には、ハル・マクシックのバックみたいだ。知的な風合い漂う演奏は得難い。収録曲数が多く、演奏時間は短めだが、テナー、フルート、クラリネットを操るマルチ・リード奏者としてのボビー・ジャスパーは十分味わうことが出来るだろう。聴く人それぞれ、彼のどの「顔」に惹かれるかは異なるだろうが、テナーの魅力に惚れ込む人は多いのではないかと思う。リッチー・カミューカや、ビル・パーキンスにも通じる柔らかで深みのある音色は聴く者を魅了する。さて、誰が呼んだか、ユーロ・ジャズ三大幻の名盤、というものがあるらしい。VERSAILLESのルネ・ユルトルジェ。PRETORIAのジョルジュ・アルヴァニタス。そして、COLUMBIAのボビー・ジャスパー。ご存知の通り、前の二枚はすでに澤野工房が復刻している。今回、残る一枚もやりとげたわけだが、澤野由明は、かつてこの三枚が入手困難であることから、「いつか復刻してやる」と執念を燃やしてきた(「集めてやる」ならとにもかく、「復刻してやる」・・・?いやはや・・・)そうだ。そういう意味ではサワノ「満願」の作品だ。どうぞご堪能いただきたい。(北見柊氏)


1. Clarinescapade a)
2. How Deep Is The Ocean a)
3. What’s New a)
4. Tutti Flutti a)
5. Spring Is Here a)
6. I Remember You a)
XLX 564 (Side B)
1. Wee Dot a)
2. I Won’t Dance a)
3. In A Little Provincial Town b)
4. They Look Alike b)

a)
Bobby Jaspar (cl, ts, fl)
Tommy Flanagan (p)
Nabil Totah (b)
Elvin Jones (ds)

b)

Bobby Jaspar (ts, fl)

Barry Galbraith (g)
Eddie Costa (p)
Milt Hinton (b)
Osie Johnson (ds)

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