Herb Geller:An American In Hamburg - The View From Here
背面是:

『Rare Groove A to Z』掲載盤が復刻!
マーク・マーフィーが歌うレアグルーヴ・クラシック"Sudden Senility""The Power of a Smile"収録!
白人サックス奏者ハーブ・ゲラーがマーク・マーフィーをフィーチャーした'75年の人気盤がTrampから限定再発! ヨーロッパに渡り、ケニー・ドリューやケニー・クラーク等と共演した本作は、ドイツのNOVA より2枚組LPとしてリリースされていた逸品。マーク・マーフィーのボーカルをフィーチャーしたジャズファンクなディスク1とゲラーのインスト・ジャズのディスク2を1枚にまとめたもの。LPは、オリジナルと同じ仕様で555枚限定再発!
這張還有發行黑膠版本!
CATCH UP II キャッチ・アップ・ツー:Birth Of The Second Life / バース・オブ・ザ・セカンド・ライフ
production dessinee / JPN / CD / VSCD9413 / JZ120402-55 / 2012年05月16日 / 2,730円(税込)
チェコ出身ながら後にはドイツへと移住したベース奏者Milan Pilar、父親も偉大なサックス奏者として知られるドイツのピアニスト/作編曲家Max Greger Jr.を中心とするドイツのジャズ/フュージョン・バンド、キャッチ・アップ・ツーが1976年に残した2ndアルバム『バース・オブ・ザ・セカンド・ライフ』が神戸・プロダクション・デシネより正規復刻。基本的なサウンドは、多彩なパーカッションをFt.し、サックス奏者Herb Gellerなどのゲストミュージシャンを交えつつ聴かせるファンキージャズで、歯切れの良いビート、エッジの効いた演奏と絶妙のファンクネスが交錯するジャズ、ジャズロック/フュージョン的なモノですが、圧倒的なのはその壮大でソリッドなグルーヴ感。タイトなビート、中毒性の高いシンセがマッドに響く「01. End of the beginning of the end」から格好良く、スリリングなラテンジャズワルツ「02. To Ali Cante」、同じくラテン調のファンキージャズ「08. Uru」に、頭のブレイク部分が渋い「09. Bigosh」など、全編のクオリティに驚かされますが、何と言っても、本作を単なるファンキージャズ/ジャズロックの名作に終わらせてくれないのが、ドイツ産・美メロ・ジャズダンサーの大名曲「07. Sister Jane」です。アルバム中唯一、Max Greger Jr.のペンによるこのナンバーは、アグレッシブでハードなラテンリズムを走らせつつも、とにかく美しく高揚するメロディが素晴らしく、ひたすら歌い続けるピアノの響きに、聴く者全てがKOされてしまうかのような問答無用のキラーチューン。私見ですが、これほどまでに印象的で格好良く、とことん感動的なナンバーには滅多に巡り会えないと思います。
Catch Up II (キャッチ・アップ・ツー):
チェコ生まれ、ドイツで活躍したベース奏者Milan Pilarと、ドイツのピアニスト/作編曲家Max Greger Jr.、スイスのドラム奏者Charly Antoliniなどを中心に1970年代の中頃に結成されたジャズ/フュージョン・バンド。Catch Up名義でリリースした1stアルバムに収録のユーロジャズ・ダンサー/ファンキージャズの名曲「Onkel Joe」は数多のコンピにも収録され、ドイツのみならず世界中で高い評価を集めつつありますが、そのソリッドでファンキーなサウンドがとにかく魅力的。ド迫力の“足裏ジャケット”も印象的な知られざる名グループ。